川崎フロンターレが初優勝を飾り、第100回大会の記念すべき天皇杯を獲得した。4大会ぶり2度目の決勝の舞台となったが、後半にFW三笘が決勝点を挙げ、1-0で制した。これでJ1リーグ戦と合わせて今季2冠を達成した。

前半から中盤を完全に支配した川崎Fは、後半10分にFWレアンドロ・ダミアンのスルーパスを受けた三笘が、相手守備をかわしながら右足でゴール左へと決めた。これが決勝点となった。

川崎Fは前半16分、相手ミスから決定機を迎えた三笘が右足でシュートを放つが、ゴール右に外れた。同26分にはFW家長がダイビングヘッドでシュートを放つが枠の左に外れた。先制点は奪えなかったが、ほぼ敵陣でのプレーとなった。

ガンバ大阪は本来の4バックではなく3バックで臨み、守勢に回る時間が増えたために5バックで対応。カウンターから少ない手数で好機をうかがったが、5大会ぶり6度目の優勝はならなかった。