国内初のサッカー女子プロ「WEリーグ」参入のため新設された大宮アルディージャベントスが6日、オンラインで新体制発表会を行った。

前なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏(62)を総監督に迎え、INAC神戸からDF鮫島、日テレからMF阪口ら実績ある選手を獲得。佐々木氏は「なでしこでは澤さん、宮間さんら経験ある選手が軸となり、それがチームに波及して、世界一になった。スペクタクルなゲームのためには、模範となる選手が大事」と、編成の意図を説明した。

コーチには、なでしこで共に戦った大野忍氏(37)を迎えた。佐々木氏は「ずぼらだけど繊細で飾らない性格は僕に似ている。監督になるための一助になりたいし、コーチからスタートして、アカデミーの監督もやり、将来はベントスの監督になってもらいたい。初心を忘れずに成長してほしい」と話し、“大野監督”の育成を誓った。