国内キャンプ中の柏レイソルのDF古賀太陽(22)が7日、オンラインで取材に応じ、ルヴァン杯準優勝のリベンジを誓った。1月3日のルヴァン杯決勝はFC東京に敗れ、勝者の喜びを目の当たりにした。

「あの光景は、自分の中では鮮明に残っている部分はある。今年こそ、逆の立場になっていたいと思いますし、今まで以上にタイトルへの思いは強まった」と決意を新たにした。

昨季は過密日程の中、チーム最多の33試合で先発した。オフは久しぶりに実家に戻り、家族との団らんを楽しんだ。「疲れはとれてましたね。久しぶりに自分の時間を持てて、すごくリラックスできた。早く(練習が)始まらないかなという感覚になったので、うまくリフレッシュできた」と振り返る。

東京オリンピック(五輪)世代で、昨季から五輪への強い思いを口にしてきた。昨季は左サイドバック、センターバックと複数のポジションもこなし、代表入りへしっかりアピールした1年になったが、慢心はない。「去年1シーズンだけだった、と思われないように、去年以上のものを見せていきたいし、それがチームのためになる。去年以上にチームの力にならないといけないという気持ちが強い」と強い責任感を示した。