サッカーJFLのFC大阪は13日、疋田晴巳社長が急性劇症肝炎のため10日午前11時37分に大阪市内の病院で死去したことを発表した。60歳だった。

1960年4月24日、大阪府豊中市生まれ。大阪・桜塚高から京都府立大卒。大阪で3番目となるJリーグ参入を目指し、06年にクラブの運営母体となる(株)アールダッシュ社を設立し代表取締役に就任。19年から(株)FC大阪の社長を務めていた。

クラブの公式ホームページは「『今年こそJFL優勝、そしてJ3昇格』と、期待を大きく膨らましていた熱い社長の姿から一転、突然の訃報に、今でも信じることが出来ません。故人の誰よりも強い勝利への執念、お客様への感謝の気持ち、そして選手、スタッフ、社員への愛情と、故人が残した意思、志しを胸に戦って参ります」と記している。

告別式は近親者のみで執り行い、後日、お別れの会を開く予定という。