J2アルビレックス新潟が2日、ホーム初戦となる6日V・ファーレン長崎戦に向け練習を再開させた。

敵地で迎えた開幕ギラヴァンツ北九州戦(2月27日)は4-1で快勝。アルベルト監督(52)は「いいスタートを切ることができた。攻撃の連係には満足している」と手応えを感じながらも、「失点してもおかしくない状況を作ったし、後半の立ち上がりにコントロールを失った時間があった。満足することなく、しっかり地に足を付けながら、成長していきたい」と気を引き締めた。

J1再昇格に向けた勝負の年。就任2年目の指揮官は常にチームに進化を求める。「今のベースの選手がシーズンの最後まで主力でいる保証はない。若手の成長=チームの成長につながる。ポジションを奪ってほしい」と若手の奮起に期待する。

次節は昨季3位の長崎と対戦する。「大切な戦いが待っている。勝利を目指す」。開幕2連勝に向け準備を進める。【小林忠】