新潟レディースに新加入したMF沼尾圭都(18=JFAアカデミー福島)は積極果敢にゴールを狙う。

アイデアあふれるプレーで相手の裏を取り、ゴールに迫る攻撃的プレーヤー。スピードと瞬発力を課題に置くが、フィジカルの強さを持つ。「力強いシュートと、どんな位置からでもゴールを狙い、決めきる選手になりたい」とスタメン入りを目指して意欲的に練習に取り組む。ゴールとアシストでチーム5得点に絡む、活躍を目標にする。

中学から6年間、地元・栃木を離れて「JFAアカデミー福島(静岡県裾野市)」で寮生活を送ったが、ホームシックはなかったという。リフレッシュ方法は映画鑑賞と、おいしいものを食べることだ。「新潟は海が近いので海鮮がおいしいと思う。おすしを食べてみたい」と新潟では食も楽しみにしている。

WEリーグのプレシーズンマッチは25日、ホームのデンカビッグスタジアムでスタート。新潟はノジマステラ神奈川相模原と対戦する。「私のプレーを見て、『また見たい』とか、ワクワクしてもらえるように頑張るので応援してほしい」とピッチ上からサポーターにアピールする。【飯嶋聡美】

◆沼尾圭都(ぬまお・けいと)2003年(平15)3月31日生まれ、栃木県出身。サッカーをしていた兄の影響で5歳から地元クラブチームでサッカーを始める。今市FCプログレスを経て、中学から6年間、JFAアカデミー福島に所属。20年、プレナスチャレンジリーグで4試合に出場し2得点。U-17日本女子代表候補。163センチ、57キロ。背番号35。