清水エスパルスは1-1で湘南ベルマーレに引き分けた。

FWチアゴ・サンタナ(28)の今季3点目で先制するも、終了間際に同点ゴールを被弾。最近5戦勝ちなし(3分け2敗)となり、またも今季ホーム初勝利を逃した。

勝ち点3が目前でこぼれ落ちた。序盤から優位に試合を展開。後半15分、右クロスをサンタナが頭で合わせて先制した。5試合ぶりの得点に「ようやく決まってホッとした」。その後もチャンスを迎えるも決めきれず。追加点を奪えずにいると、同43分に追い付かれた。ロティーナ監督(63)は「勝ち点2を失った。勝利にふさわしい内容だったが、2点目を取れなかった」。直近5試合は全て1得点以下。決定力不足が浮き彫りとなっている。

暫定16位に低迷中。降格圏となる17位が真後ろに迫る。「ゴール前の落ち着きが必要」とサンタナ。攻撃の精度を高めて、次こそ勝利をつかむ。【古地真隆】