川崎フロンターレは後半ロスタイムの得点で鹿島アントラーズに勝利した。

前半19分、日本代表DF山根のスルーパスにFWレアンドロ・ダミアンが抜け出して、相手GKの股を抜くシュートで先制。

1点リードで前半を折り返したが、後半16分に鹿島のU-24日本代表FW上田に同点とされた。

なんとしても勝利したい川崎は、後半ロスタイム2分にFW小林を投入。同ロスタイム4分、MF長谷川の左クロスをFW知念と相手DFが競ったボールが、ファーサイドの小林にこぼれた。小林はこれを胸トラップで納めると、落ち着いて左足で流し込んだ。

鬼木監督のJ1通算100勝を祝う勝利に、小林は「オニさんの100勝目は自分のゴールで決めたかった。これからもっと勝ちを積み重ねていければ」と笑った。