J2大宮アルディージャの新指揮官に就任した霜田正浩監督(54)は初戦を白星で飾ることはできなかった。

開始5分、MF小島のシュートのこぼれ球をFWイバが押し込んで先制。しかし同40分に追いつかれると、後半は防戦一方の場面が続いた。結局1-1のドローで終了。これで公式戦14戦勝利なし、J2では13戦連続白星なしとなった。

それでも霜田監督は、就任会見でもかかげていた相手ゴールに向かうサッカーを選手たちが実行してくれたことを評価。「短い時間で用意してきたことにしっかりトライしてくれて、体も張ってくれましたし、気持ちのこもったゲームができた。勝ち点1は非常に悔しい。何も満足できませんけど、次の勝ち点3につながる勝ち点1にしないといけない」「ハードワークとハードワーク、デュエルとデュエルで今日は負けなかった。そこは負けなかったんですけど、それとは違うところで差を出したかった」などと話し、次の19日松本戦へ闘志を燃やした。