北海道コンサドーレ札幌のブラジル出身FWアンデルソン・ロペス(27)が中国・武漢に移籍することが18日、決定的となった。クラブから「他クラブからのオファーを受け移籍を前提とし、チームを離れ、現在協議及び準備に入っております。本人の所属先が決定しましたら改めてお知らせ致します」と発表された。移籍先については明記されていないが、かねて同クラブからオファーを受けており、退団の意向。前日17日夜に日本をたち、すでに中国へ入国している。

19年に韓国・FCソウルから加入。3季目の今季はクラブJ1最長タイ記録となる5試合連続ゴールをマークするなど、エースとして活躍。14試合12得点でJ1リーグ得点ランキング首位タイに立っていた。初の得点王を目指していたが、現在を上回る年俸を相手クラブから提示されており、金額面も決断の理由の1つとみられる。

昨季はFW鈴木が夏にベルギー・ベールスホットに移籍。クラブは2季連続でチームの点取り屋がシーズン途中で別れを告げることになりそうだ。