J1清水エスパルスMF宮本航汰が19日、25歳の誕生日を迎えて、さらなる飛躍を誓った。同日は静岡市内で練習。雨が降る中で精力的にメニューを消化した。

現在リーグ10試合連続で先発出場中。ルヴァン杯でも8試合全てに先発し、中盤で存在感を高めている。それでも「もっとやらないと」。その背景には、長く中盤で主軸を張る先輩たちの存在がある。「竹内君や河井君は、ずっとチームに良いものを還元してきた。2人のすごさを試合に出るごとに感じる」と明かした。今後、自らの地位を確立するために「セカンドボールを拾うこと。そうすればチャンスは増える」と分析している。

次節は23日の仙台戦(ユアスタ、午後7時)。約3週間ぶりにリーグ戦が再開する。現在リーグ暫定15位。宮本は「勝つことで得られる自信もある」と、再開初戦の白星だけを見据えた。【古地真隆】