鹿島アントラーズの相馬直樹監督(49)が10日、11日の柏レイソル戦に向けオンライン取材に応じ「向こうのリズムにならないように」と柏の外国籍選手を警戒した。柏は現在、勝ち点17の16位だが、相馬監督は「ブラジル人選手が多い中で個の力があるチーム。」とし「ネルシーニョ監督ですから、ここというところは修正してくる。向こうのリズムにならないように、出させないようにしたいと思っています」と話した。

鹿島は現在7位だが、アジア・チャンピオンズリーグ出場圏内も見えてきている。ブラジル人選手たちもコンディションが上がり、チームにも慣れてきたことでチーム力は着実に上がっている。

次節は21試合目で、リーグの折り返し地点。指揮官は「あるのは次の試合だけ」と過去は振り返らないスタンスを明かし「今、目の前のことに関して今できることをぶつけて積み重ねていくしかない。目の前の1試合に悔いを残さないようにすべてをぶつける。そこをしっかりやってることがまた次につながる」と力を込めた。