先発7人を入れ替えたガンバ大阪が、リーグ3戦ぶり黒星を喫した。

前半ロスタイム、ゴール前の攻防でDF佐藤が一発退場。その流れで先制を許し、試合前時点で最下位の相手に終盤引き離された。後半3分に一時同点とする得点を挙げた、今季初先発のMF小野は「シンプルにしっかりとパスを出して動く。そういうところの質を求めないと厳しい。11人で同じ絵を描かないといけない」と分析した。

3月に新型コロナウイルスのクラスターが発生。過密日程となった“真夏の15連戦”は、この日で12試合を消化した。締めくくりは中2日の敵地C大阪戦から、ルヴァン杯準々決勝2試合を含めたダービー3連戦。松波監督は「切り替えて、次に臨みたい。勝ち点を失うとネガティブになるが、そこをリカバリーしないといけない」と誓った。勝ち点30で並ぶライバルに意地を見せたい。【松本航】