J1浦和レッズは24日、KDDI株式会社とスタジアムなどでの新たな観戦価値の創出に向け、業務提携を締結したと発表した。業務提携の内容は、5Gなどの先端テクノロジーによるスマホ決済サービスや、自由視点を組み合わせた映像テクノロジーを活用した、スタジアムでの新たな観戦サービスの提供を目指していくというもの。

取り組みの第1弾として、KDDIがコンテンツ企画に参画し、今まで公開されたことのなかった浦和レッズの舞台裏を撮影し、日々の練習や試合、選手個人の素顔などを収めたクラブ初のドキュメンタリーシリーズを、浦和レッズオンラインショップにて10月1日から発売する。

KDDIパーソナル事業本部サービス統括本部副統括本部長の繁田光平氏は「このたびの業務提携により、浦和レッズ様と新たな観戦体験をご提供できることを非常にうれしく思っております。アジアナンバーワン、さらには世界を目指す浦和レッズ様と協力し、5Gや新たなテクノロジーの力によって観戦体験の新しい未来を作ることを目指してまいります。まずは、取り組みの第1弾であるドキュメンタリー映像『REDS 2021-REAL-』を通じて、浦和レッズサポーターの皆さまに、今まで見ることができなかった浦和レッズ様のありのままの魅力をお届けしてまいります」とコメント。

浦和レッズ立花洋一代表は「このたび、KDDI様と業務提携をすることになり、とてもうれしく思っております。先端技術で日本をリードするKDDI様とサッカーでアジア、そして世界を目指す浦和レッズがタッグを組み、新たな未来をつくるため、共にチャレンジをしてまいります。この取り組みが今後のスポーツ界にどんな未来をもたらすのか、私もいまからワクワクしております。ファン・サポーターのみなさまにスタジアムでサッカーをより楽しんでいただくため、新たな観戦体験の提供を目指していきます」とコメントした。