Jリーグがホームタウンの概念を緩和し、本拠地以外での活動も可能とする方針であることが16日、分かった。

主に東京都での事業活動が対象で、許可を得ての国立競技場でのイベントなど開催も容易になる。9月28日のJリーグ理事会で「ホームタウン活動区域における事業活動ガイドラインの整理」として、話し合われた。従来、ホームタウン以外の他の地域でスクール活動やサッカー教室、営業活動などを展開することは、他クラブとの兼ね合いで難しかった。当該クラブの了承を得てイベントなどを限定的に開催することはあったが、断られることが多く、実際にホームタウン以外での活動はほとんどできなかった。しかし、8月の実行委員会で協議を進め、ホームタウンの壁を低くするとの意見が前向きに話し合われた。