J1清水エスパルスMFホナウド(25)が、残留へ向けて強い決意をにじませた。

27日は静岡市内で練習。一般にも公開され、約300人のサポーターが見守る中で汗を流した。

この日の練習前には、選手、スタッフらで円陣が組まれた。大熊清ゼネラルマネジャー(57)らが熱弁。ホナウドは、具体的な内容について明言を避けたが、「『今の状況を抜け出すために、一丸となって勝ち点を多く積み上げよう』という話だった」と振り返った。

今季は残り5試合で、降格圏17位以下との勝ち点差は「2」。次節11月3日のアウェー東京戦(味スタ、午後2時)の結果次第では、降格圏に転落する可能性もある。それでも背番号3は「自信を持って戦うことが重要」と強調。試合に向けて「ボールを奪った後、焦らずにパスをつないで攻めたい」と青写真を描いた。チーム一丸で苦境をはね返す。【古地真隆】