30日のYBCルヴァン杯決勝は、名古屋グランパス-セレッソ大阪の対決となった。決戦前日の29日、会場の埼玉スタジアムで公式練習が行われた。

午後1時、先に練習したのは4年ぶり2度目の優勝を狙うC大阪。冒頭15分間だけ報道陣に公開された。主将のMF清武弘嗣(31)やMF乾貴士(33)らが先頭に立ち、軽いランニングの後にボール回しで体をほぐした。

初優勝を目指す名古屋は、午後3時から練習を開始。GKランゲラック(33)が感触を確かめるようにキック練習した。

両軍は27日の天皇杯準々決勝でも顔を合わせ、C大阪が3-0で完勝。わずか中2日での再戦となる。

決勝は一発勝負で、90分間で勝敗が決まらない場合、延長戦に突入し、それでも決しない時はPK戦となる。優勝賞金は1億5000万円、準優勝は5000万円。