J2アルビレックス新潟は7日、アウェーで松本と対戦する。6日は聖籠町で最終調整を行った。前節3日、ホームで磐田に0-1で敗れてJ1昇格の可能性が消滅。勝ち点62で、順位も7位に落とした。前日会見に臨んだアルベルト監督(53)は、来季の続投に関しては「いい形で話し合いを進めているが、まだ決断はしていない。数週間のうちに決めたい」と言葉を選んだ。

残り5試合。いい形でシーズンを締めくくりたい。アルベルト監督は「(J2残留を争う)松本にとってすべてが決勝のようなものだろうが、我々も決勝のつもりで戦う。残り試合、すべてが重要」と気合を入れた。

就任2シーズン目。攻撃的戦術を浸透させ、今季ここまでリーグ3位の57得点を記録。ただ、リーグ中盤戦以降は決定力不足に悩まされ、勝ちきれない試合が続く。その中でルーキーのMF三戸やFW小見、22年新加入が決まるMFシマブク(特別指定選手)らを積極的に起用し、底上げを図っている。松本戦は前節から中3日。「出場機会の少ない選手や若手を起用して戦う」と総力戦で5試合ぶり白星を取りにいく。