19位仙台は残留に向けて崖っぷちに立たされた。

4位名古屋と1-1のドローに終わり、勝ち点1しか上積みできず。前半14分に先制され、後半2分にMF西村が同点ゴールを決めたが、90分でシュートはわずか6本。後半に限ると西村が放った1本だけと、勝ち越しは遠かった。次戦20日は残留圏内で勝ち点6差の15位湘南と直接対決。この試合に敗れれば、他会場の結果次第で降格が決まる可能性がある。

引き分けに手倉森監督は「勝ち点1が少しでも望みになって、残り3戦につなげられれば」と話した。今季は35試合を終えて5勝だが「本当に死ぬか、生きるかという戦いをあと3つ、このブレーク(中断)の間に立て直し、たくましくなれるチャンスということに対して力を注ぎたい」。10年から12シーズン死守したJ1の座をキープするには、3連勝しか許されない。