阪南大はFW松原の鮮やかなボレーシュートで先制するなど先手を取ったが、リードを守れず初優勝を逃した。

川崎FのMF脇坂らを指導した元監督(9月に退任)で副顧問の須佐氏は、今大会が最後の指揮だった。ゲーム主将のMF江口は「詰めの部分で甘さが出た。監督が最後で優勝して終わりたかった」と悔やんだ。最後、選手に胴上げされた須佐氏は「学生の気持ちがうれしかった。涙も出ない」と晴れやかだった。