阪南大高(大阪)が優勝候補の青森山田に敗れ、ベスト8進出を逃した。

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ここまで2試合6得点だった主将FW鈴木章斗(3年)は、0-3で迎えた後半19分、ロングスローからのこぼれ球を、低空飛行するかのような体勢で右足を伸ばしてゴールを決めた。3試合連続通算7点目。来春のJリーグ湘南ベルマーレ入りが内定しているエースは、劣勢の中で実力を発揮した。

鈴木は1回戦の丸岡(福井)戦で1ゴール、2回戦の奈良育英戦で5ゴールを決めていた。

2点差で敗れた試合後、鈴木は「0-3(の状況)で気持ちで押し込むしかなかった。決められてよかった。このチームでなければ、プロのステージに行けなかったと思うので、仲間には感謝している。プロで恩返ししたい」と謙虚に語った。

出場2度目の阪南大高は今大会で選手権初勝利を挙げ、一気に3回戦まで進出したが、最後は優勝候補に敗れた。

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