日本サッカー協会(JFA)の定時評議会と理事会が27日に行われ、田嶋幸三会長(64)の4期目がスタートした。

会長職務代行順1位の副会長に元日本代表監督の岡田武史氏(65)が就任。元日本代表の宮本恒靖新理事(45)は新設の会長補佐と国際委員長を兼務する。

オンライン取材に応じた田嶋会長は、任期最後の2年間について、世界を目指す上でのカレンダーづくり、JFAハウスの売却が決定したことでの働き方改革の推進、各委員会委員長の後継者の育成などの目標を掲げた。

会長補佐となる宮本氏は重責を担うが、監督などのオファーがあった場合は、本人の意思次第としている。W杯カタール大会の出場が決まり、大型スポンサーとの契約更新について問われると「24日(オーストラリア戦)に勝って良かった。それが一番の感想」と本音を明かした。