浦和レッズが今大会3試合目で初黒星を喫した。守りを固める相手を崩しきることができなかった。リカルド・ロドリゲス監督(48)は「相手が3-5-2以外の形で来ることは予想できていなかった。相手の5-4-1の陣形はすごくコンパクトで、我々に難しさを与えた」と振り返った。

前半のポゼッション率約78%とボールを保持し続けたが、下がって守りを固める大邱を相手に前半のシュートは1本。後半8分に相手にカウンターからクロスを上げられ、ヘディングで先制を許した。

その後は疲れが見える相手に何度も攻め込んだ。「我々にとって後半は好ゲームだった。後半はいい流れを作った」。しかし、後半44分にFWユンカーのシュートが相手GKのファインセーブに阻まれ、こぼれ球に詰めたDFショルツのシュートもゴールポストに当たるなど、あと1歩のところで得点を奪えなかった。

次戦は中2日で24日、またも大邱との第4節。「まずは勝つことが大事。大邱FCは強いチームですので、次の試合に向けてしっかりと準備をしていきたい」。1次リーグ首位通過に向けて、リベンジを期す。