J1清水エスパルスは26日、オンラインで2021年度の決算報告会見を行った。売上高は43億6600万円で、当期純利益として1200万円を計上。3期連続で黒字決算となった。コロナ禍での厳しい経営状況にも、Jリーグのクラブライセンス上に必要な純資産残高は7500万円。山室晋也社長は「決して余裕があるレベルではないが、財務上の安定感は維持している」と説明した。

2022年度の主な取組内容は、満員のスタジアム実現やクラブ創設30周年イベントプロジェクトなどを実施していく。売上高は過去最高となる46億2600万円を目指すという。同社長は「チャレンジする数字ではあるが、お客さまに喜んでいただけるようなイベントや企画をやっていきたい。満員のスタジアムで強いエスパルスを応援するという、楽しみの素質をさらに追い求めていく」と話した。

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