セレッソ大阪の守護神、元韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)がJ1通算333試合出場を果たし、ヴィッセル神戸などに在籍したブラジル人FWマルキーニョスに並ぶ外国籍選手最多記録をマークした。試合は今季最多3失点で完敗を喫した。

次節5月3日の敵地サガン鳥栖戦では334試合の新記録樹立が確実だ。試合後の主な一問一答は次の通り。

 

-試合を振り返って

キム・ジンヒョン 雨でピッチがぬれた状態で(前半6分に失点するなど)試合への入りがよくなかった。難しい試合にしてしまったと思う。

-試合巧者鹿島は

キム・ジンヒョン 球際が強かったし、相手のストロングに対応できなかった。もしかして、前半は(相手へのマークなどが)ゆるかったかもしれない。(チーム全体として)気持ちで負けてしまっていた。防げた失点シーンはあった。

-333試合で外国籍選手最多出場記録に並んだ

キム・ジンヒョン 記録は考えていなかった。勝てばACL(出場権が得られる3位以内)や優勝争いについていける。ホームでは勝てていないんで、そのホームで鹿島に勝てば雰囲気は変わると思っていた。記録のことはうれしいが、チームが勝てていないのが悔しい。

 

▼記録メモ C大阪GKキム・ジンヒョン(34)が29日の鹿島戦(ヨドコウ)でフル出場し、J1通算333試合出場。鹿島などJ1の7クラブでプレーしたブラジル人FWマルキーニョスの外国籍選手のJ1最多出場記録に並んだ。C大阪一筋14年目。J1連続試合フルタイム出場は180試合で、GK曽ケ端準(鹿島)の244試合、GK西川周作(浦和)の200試合に次いで歴代3位。