浦和レッズが後半45分のMFダビド・モーベルグ(28)のFKによる決勝ゴールで劇的な勝利を収めた。今季初のアウェー戦での勝利を挙げ、初の連勝。また、GK西川周作(36)が通算169完封とし、曽ケ端準(鹿島)が持つJ1記録に並んだ。

浦和のリカルド・ロドリゲス監督(48)の主な一問一答は以下の通り

-試合を振り返って

ロドリゲス監督 スタートは非常にいい入りをしたと思う。ボールを奪ってから、ユンカーの決定的なチャンスを決められなかったことは残念だった。けれども、スタートは良かった。その後、彼が交代することになって、彼なしで戦っていく中で、ゴール前までたどり着くことがあまり多くなかった。我々はそこに苦戦したと思っている。

(続けて)ボールを奪ってから、相手のゴール前まで迫るシーンは前半はあったと思うが、プレーの流れの中でそこまで行くことがあまり多くはなかったので、そこは1つの改善点。後半は修正しながら良くなった部分も出たのかなと思う。決定的な形をつくられることもなかったのかなと思う。

-DF酒井が後半から途中出場

ロドリゲス監督 90分はやはりまだやれる状態ではないという判断をした。45分なら行けるということで、起用した。縦への推進力、彼の武器を生かすために投入した。ここからさらに試合を積み重ねていけば、長い時間プレー出来るようになるのではないか

-酒井の投入によるチームへのいい影響は

ロドリゲス監督 彼の人間性、経験、存在感はチームにプラスに働くと思っている。ピッチにいると頼りになる存在。プレーでも最大限を尽くしてくれる。確実に全てを出し切って、セットプレーでも攻撃、守備と特徴を生かしてくれるので、そういった影響があると思う。