セレッソ大阪のパリ五輪世代、DF西尾隆矢(21)が13日の天皇杯4回戦、名古屋グランパス戦(ヨドコウ)で先発復帰する見通しとなった。

6月26日のJ1清水エスパルス戦の先発を最後に、最近3戦はベンチスタートが続いていた。同じセンターバックの鳥海も好調を持続しており、開幕から絶対的な存在だった西尾も体調を崩すことがあり、控えに回っていた。

12日にオンライン取材に応じた西尾は「チームの状況もすごくいいので、どのメンバーが出ても継続していくこと。やることも共通理解しているので、おのずと結果は出る」と冷静にコメントした。

婚姻届を提出したことを10日に発表し、名古屋戦は家族を持ってから初めての試合出場になる。

「僕1人だけの問題ではなくなるし、(夫人を)支えていけるようにしたい。すごくサポートしてもらい、感謝でしかない。サッカーで恩返しできればいい」

西尾は5月下旬以降、へんとう炎で発熱したり、膝を負傷してU-21日本代表で臨んだU-23アジア杯(ウズベキスタン)への遠征が取りやめになった。だが、ここにきて万全の体調になってきた。

C大阪にとって17年度以来の天皇杯優勝に向け、副主将も務める西尾は「重要な一戦になる。結果にこだわりながら、リーダーシップをとって先頭に立ちたい」と必勝を誓った。

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