清水エスパルスがまたしても今季初の連勝を逃した。

前半42分にゴール前のこぼれ球を押し込まれて、先制点を許した。1点を追う後半28分には自陣左サイドを崩されて、オウンゴールで追加点を献上。痛恨の失点となった。同34分にはFKからDF山原怜音(れおん、23)が無回転の強烈ミドルを突き刺し、1点差。しかし、反撃も1点止まりで、大卒ルーキーのプロ初ゴールは空砲に終わった。

▽清水のゼ・リカルド監督(51) 非常に悔しい結果になってしまった。今週は練習からいい準備ができていたので、手応えはあった。後半のオウンゴールは不運だったと思う。あの1点が、我々にとってダメージが大きかった。選手は戦う姿勢を持ち続けてくれている。悔しいが、しっかりと体を休めて次のゲームに向かっていきたい。

▽プロ初ゴールを挙げたDF山原 FKはチームとして準備していた形。僕は枠に飛ばすことだけを考えて打った。思い切り蹴れば、ブレる球がいく。ただ、勝利につなげられなかったので悔しい。プロ初ゴールは目標にしていたので、その1点をホームのサポーターの前で取れたことはよかった。ここからの中断期間をどう過ごすかが大事だと思う。チームとして勝利につなげられるようにやっていきたい。