浦和レッズがホームの大声援を受けて、準決勝進出を決めた。

前半31分、MF松尾のクロスにMF伊藤敦樹(23)が頭で合わせて先制。続く前半41分、またしても伊藤が決めた。今度はMF岩尾の左CKに、左足でボレーシュート。試合を優位に進める2点目となった。

この日は埼スタで初めて行われた声出し応援の実証実験試合。浦和で生まれ育ち、自身もスタンドから声援を送っていた伊藤は、この日を心待ちにしていた。「本当に最高でした。敦樹コールをしてくれて、本当に夢見ていた声援。結果を残してあのコールが聞けて、本当にうれしい」。

この試合の2日前には“イメチェン”を敢行。ストレートヘアからパーマをかけた。「好評だといいんですけど…(笑い)。いいイメチェンになったかなと思います」。周囲の評判を少し気にしながらも? この日の勝利を笑顔でかみしめた。