J1の名古屋グランパスは18日、元日本代表FW金崎夢生(33)と双方合意の上で契約を解除したことを発表した。金崎はJ2大分トリニータに移籍する。

Jリーグの夏の移籍市場は12日に閉じているため、契約解除という異例の形で他クラブに移ることになった。

20年途中に鳥栖から名古屋に復帰した金崎は今季、J1リーグ戦で7試合出場(無得点)にとどまっていた。最後に出場したのが5月7日横浜戦で、同28日広島戦以降はベンチ外になっていた。

クラブを通じて「名古屋グランパスに戻ってからの2年半の間、ファミリーのみなさんとたくさんのことを共有できました。一緒に戦ってくださり本当に感謝しています。チームを離れることになりましたが、こんな僕をこれからも応援していただけたらうれしいです」とコメントした。

金崎はプロ1年目の07年から09年まで大分に在籍している。

09年1月に日本代表デビュー。かつてはドイツのニュルンベルク、ポルトガルのポルティモネンセ、鹿島アントラーズにも所属した。