16日に就任したガンバ大阪松田浩新監督(61)の初陣のメンバーが発表され、独自のカラーを打ち出す先発になった。

解任された片野坂前監督の体制では、事実上の構想外扱いだったFWレアンドロ・ペレイラが、5月21日のセレッソ大阪戦以来の先発に抜てきされた。途中出場した6月18日横浜Fマリノス戦以来、リーグ戦では9試合ぶりのプレー。今季ここまで14試合2得点。

出場時間が減少傾向にあったFWパトリックも、6月26日北海道コンサドーレ札幌戦以来、8試合ぶりの先発に。今季ここまで18試合1得点。

19日の取材で、松田監督は「(過去の在籍チームでも)ブラジル人には、これだけの任務はやってくれと進めてきたので、同じアプローチはしたい」と、過度な守備に期待せず、戦力になれていないブラジル人FWの起用を示唆していた。

ここまで21試合3得点と不動の右MFを務めてきた小野瀬はベンチ外。同じく19試合3得点、不動のボランチのMFダワンはベンチスタートとなった。MFファンアラーノは、今夏の鹿島アントラーズから移籍後初先発に選ばれた。

G大阪は最近6試合未勝利(2分け4敗)、11試合でわずか1勝という極度の不振でJ2自動降格圏の17位に低迷。片野坂前監督は16日付で契約解除となり、コーチだった松田監督が昇格していた。

G大阪の先発は次の通りで、これまでの3バックではなく、松田監督が身上とする4-4-2システムとみられる。

▽先発 GK東口 DF高尾、三浦、昌子、藤春、MFファンアラーノ、斉藤、奥野、食野、FWレアンドロ・ペレイラ、パトリック

▽ベンチ GK一森、DFクォン・ギョンウォン、MF倉田、ダワン、山本、石毛、FW鈴木

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