Jリーグは22日、日本野球機構(NPB)との新型コロナ対策連絡会議を行い、実証実験を行っていた声出し応援について、今後は条件を守った全てのクラブで実施できる方向で進めていることを明かした。

Jリーグの野々村芳和チェアマン(50)は、7月30日から今月14日に行われた3段階目の声出し応援の実証実験が終了したことを報告。続けて、今後の方向についても明かした。「これをもって、8月15日以降からは、各自治体の確認を得た上で、全てのクラブで(収容人数)50%の範囲内で声出しをルールにのっとってやっていくことができる状況にきている」。今後は各クラブが自治体と承認を受け、収容人数などのルールを守れば、希望する全クラブで声出し応援導入が可能となる。

野々村チェアマンは「30以上のクラブは導入するということで、現時点では動いている」と現状を話した。条件付きながら今後は多くの試合で、以前のように声を出した応援ができるようになりそうだ。