鹿島アントラーズMF三竿健斗(26)が8日、京都サンガ戦(9日、サンガS)に向けオンライン取材に応じ、天皇杯から中2日の日程でも相手を上回ることを誓った。7日の天皇杯では、敵地でヴィッセル神戸に競り勝ちベスト4進出を決めた。神戸、京都の連戦で、チームは鹿嶋市には戻らず、そのまま遠征を続けている。長い遠征になっているが、三竿は「やることは変わらない。リカバリー、睡眠と過ごし方は普段と変わらない」とし「前半戦の京都戦からは、スタイルもアップデートしている。90分通してゲームを支配することを目指している中で、そういった形が1分でも多く出せる試合にしたい」と意欲を見せた。

京都は曹貴裁監督の下、アグレッシブにハードワークするスタイルを築いている。京都も天皇杯でベスト4に進出しており、日程的な厳しさは同じだ。三竿は「サッカーのベースの部分で勝たないと話にならない。そこで上回って支配できるように、出たメンバーとベンチメンバー全員で隙を見せずに勝ちたい」とキッパリ。厳しい日程での戦いにも「僕の感覚ではいけるところまでいく。きついところもあるが、ゲームをやりながら、目指すスタイルの体力をつけるのも大事。相手のゴールより近い位置からプレスをかける必要がある。少しずつ守備のステップはある」と、攻守でアグレッシブなスタイルを貫く覚悟を口にした。