サッカーJ1の横浜F・マリノスは11日、クラブ公式サイトで「SNSにおける誹謗中傷的な投稿について」との声明を発表した。

10日に日産スタジアムで行われたアビスパ福岡戦で福岡DF奈良が、横浜MF西村の左足を踏むような形になり、西村が前半途中で交代した。

試合後、SNS上で横浜のサポーターと思われるアカウントから福岡の選手に対し、中傷の投稿が散見されているとし「いかなる理由があっても誹謗中傷、侮辱、脅迫は、決して許されることではなく、内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません」と呼びかけた。

福岡も11日にクラブ公式サイトに、選手名は伏せたまま、同プレーについて「意図的ではなかったものの、危険や誤解を生みかねない」とし「今後改めてフェアプレーとルール順守に努めてまいります」との声明を出した。

その上で「あわせて、上記試合終了後からSNS上で、弊クラブ所属選手およびその家族に対する誹謗(ひぼう)中傷、侮蔑的な投稿、個人を攻撃する極めて悪質な投稿が散見されております」と伝え、「これらの投稿は、クラブとして決して看過することはできません」とした。

加えて「Jリーグのガイドラインに則り、専門家等のアドバイスをいただきながら法的措置などを視野に入れ厳正に対処して参ります」と表明した。