セレッソ大阪は25日、ルヴァン杯準決勝第2戦のアウェー浦和レッズ戦に臨む。21日のホームでの第1戦を1-1で引き分けたため、C大阪は勝利か、2-2以上のドローが2年連続決勝進出の条件。1-1の場合は延長戦に突入する。

24日にオンライン取材に応じた小菊昭雄監督(47)は「前回の1-1は悪い結果ではない。むしろ、やるべきことがはっきりした。ボールを奪いにいく、ゴールを取りに行く。全員の意思統一ができている状況」と、より攻撃的な試合になると宣言した。

一方で「先制点は大きなポイントだが、攻め急いでの失点は回避しないといけない。90分間で得点できるようにしたい」と、マネジメントに細心の注意を払う。

第1戦は後半に追いつかれたものの、FW上門のスーパーゴールで先制した前半は、攻守とも満点に近い内容だった。

加藤、上門の2トップを含め、先発は第1戦とまったく同じ顔ぶれになるとみられる。

浦和とは今季、既に公式戦3試合を行い、2勝1分けとリード。昨年から今回で9試合目の対戦となり、お互い、手の内は知り尽くしている。

昨年は名古屋グランパスとの決勝に完敗し、17年以来の制覇はならなかった。小菊監督は「(優勝カップの)忘れ物を取りにいくモチベーションが高い。勝利を飾って、ファイナルの舞台に戻れるように、一丸になって戦いたい」と決意を示した。