清水エスパルスの山室晋也社長(62)、ゼ・リカルド監督(51)、GK権田修一主将(33)がこのほど、静岡市役所を表敬訪問し、今シーズンの終了を報告した。

クラブ創設30周年と節目の今季は、7勝12分け15敗の17位。来季のJ2降格が決まった。山室社長は「このような形でシーズンを終え、申し訳ない。ただ、ここでうつむいていても仕方がない。何とか静岡の皆さまに元気や勇気を与えられるようなチームになっていきたい」と再建を誓った。

権田は日本代表としてワールドカップ・カタール大会に臨む。今季のチームの不振を謝罪した上で「静岡を代表して、良いニュースを届けられるように頑張ってきます」と決意。田辺信宏市長(61)は「カタールで活躍できるように、静岡の空の下、市民とともに心からエールを送りたいと思います」と市民からの寄せ書きが入った旗を手渡し、激励した。