東京都社会人1部リーグに昇格したEDO ALL UNITED(エド・オール・ユナイテッド、東京・中央区)が7日、千葉・幕張で2次セレクション(入団テスト)を行い、同クラブの発起人でゼネラルマネジャーを務める本田圭佑(36)が視察した。

視察後に取材に応じた本田は、自身の今後についての質問にも答えた。

昨年10月に膝を手術し、無所属のまま、もう1年以上プレーしていない。ただ、あくまで現役選手としてプレーを続ける意思を持ち続けている。

その上で、今後について次のように語った。

「僕は、サッカー選手としてやりたいことは、20カ国のリーグで点を取りたいっていうことを公言していて、新しいリーグにしか興味がない、2部にも興味がない。ただ、膝手術して、治ってんですけど、まあ、リハビリが大変で(苦笑い)。この年(36歳)になって、膝がこんなにいうこと聞かへんか? っていう苦しみを味わっているんですけど。

本当に僕が目標にしているものは、プレーヤーのところは、別に成り上がることは(もう)一切やってるわけではないので。ワールドカップを指導者として優勝するんだということを公言しているように、そこにだけ焦点当てています。指導者の方に、比重は明確に向いていると思います」

質問が選手と指導者のどちらに重点を置くのか? というものだったため、最後は「比重」という表現になった。

ABEMAでの自由すぎる解説もあり、昨年のFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会決勝のアルゼンチン-フランス戦を見届け、「W杯優勝」への思いをより一層強くしていた。

最大の目標は指導者としてのW杯優勝だと、あらためて強調した。

なお、質問で日本サッカー界のレジェンド、55歳のカズ(三浦知良)が海外でプレーを続ける可能性があることを聞かされると「うそでしょ?」と聞き返し「マジっすか? バケモノっすね」とつぶやき、キングへのリスペクトも口にしていた。