J2藤枝MYFCは29日、鹿児島県霧島市でのキャンプをスタートさせた。

静岡空港では約100人のサポーターが出発を見送り、航空機で鹿児島入り。宿泊先のホテルで行われた歓迎セレモニーでは特産品の黒豚や黒牛などを贈呈された。同市でのキャンプは今年で7年連続7度目。須藤大輔監督(45)は「昨年はこのキャンプでの鍛錬の成果としてJ2昇格を成し遂げることができた。今年もしっかりと精進していきたい」とあいさつした。

チームは午後4時過ぎからグラウンドに移動し、パス回しやミニゲームなど約1時間半のメニューで汗を流した。キャンプでのテーマはチーム戦術の浸透と、選手個々のレベルアップ。MF杉田真彦(27)は「去年よりも練習試合が多く組まれているので、しっかりとチームでやることを確認したい」と意気込みを語った。