鹿島アントラーズはJ2水戸ホーリーホックに0-2で敗れ、昨年に続き同大会2連敗となった。

鹿島は18日の京都サンガとの開幕戦を想定した布陣。DF常本、植田、関川、佐野の最終ラインに中盤はMFピトゥカと樋口。2トップはFW鈴木と知念で、右MFに荒木、左MFに松村を配置した。

序盤から水戸ゴールに攻め入り、数多くのセットプレーを獲得するも得点にはつながらない。前半26分にはカウンターから中央突破を許し水戸MF武田に先制ゴールを許した。

鹿島は後半11分に選手交代で布陣を変更。その直後の後半12分に再びカウンターから水戸DF村田に追加点を許した。勝利にこだわる鹿島は、佐野の1ボランチでFW垣田、染野を入れて打開を図るが、知念のシュートはポストに阻まれ、垣田のシュートは相手GKの正面に。得点を奪えず0-2で敗れた。

鹿島は宮崎キャンプの練習試合でJ2徳島、岡山、町田に3連敗。5日のカシマスタジアムでの東京ヴェルディとの練習試合には勝利したが、開幕1週間を前にして再びJ2に敗れた。深刻なのは得点力。主力組が出場した試合は、岡山、町田、東京V、水戸と4試合続けて無得点に終わっている。今回の水戸は、東京V戦より好機の数は多かった。1歩ずつ前に進むしかない。