J2大分トリニータがホーム開幕戦で勝利して、開幕連勝を飾った。

後半9分、左CKから、相手GKがはじいたシュートのこぼれ球を、所属4年目のFW藤本一輝(24)が「キーパーがこぼすんじゃないかな、という予測があった中で、うまく決まりました。練習通りです」と話した抜群の読みで、押し込んで先制。1万人超の観衆が訪れたホーム試合での連勝に「目の前の1勝をできて良かった」と喜んだ。

19日徳島ヴォルティスとの開幕戦では、後半ロスタイムの劇的決勝ゴールで競り勝ち、勢いがある。

昨季7得点のFW呉屋大翔、主将を務めたMF下田北斗、DF三竿雄斗ら主力が多く抜けたが、懸念された選手層の不安も見せず、連勝スタートを切った。