名古屋グランパスは鹿島アントラーズに敗戦し、3月4日の第3節サガン鳥栖戦以来となる約2カ月ぶりの今季2敗目を喫した。

強度の高い守備に手を焼き、マテウス、ユンカー、永井の強力FW陣を生かせず。Jリーグ元年は清水のFWだった長谷川監督が掲げる堅守速攻も、先制点を許したことで鹿島にペースを握られ発揮できなかった。3位こそキープしているが、首位神戸との勝ち点差は6に広がった。指揮官は「鹿島は(センターバック)が関川、植田と強いのではね返される。もう少し崩す形を作らないと点を取るのは難しい」と悔しそうに話した。