ミズノブランドアンバサダーの中村憲剛氏が1日、都内で、サッカースパイク「モレリア」のトークイベントに出席した。

同スパイクを現役時代に愛用していた中村氏は、「最初に履いたのは高校生。プロになってからは、2年目から17年間相棒」とスパイクとの付き合いを語った。

現役時代、Jリーグ屈指の技術を武器に、40歳までプレーを続けた。スパイクに求めるのは「素足感覚と軽さ」だといい「40歳までプレーできたのは間違いなくモレリアのおかげ」と感謝した。

ともに登壇した初代モレリア「生みの親」の安井敏恭氏に、大学時代から中村氏に注目していたと告白されると、中村氏は「これは本当に初めて聞きましたよ!」と大興奮。プロ1年目は、所属チームのスポンサーの関係でモレリアを履くことはできなかったが、多く試合に出場し、2年目は、自分の好きなブランドで契約することが可能になったという。「自分で勝ち取れたのがうれしかったし、(自分を)マークしていたって初めて聞いて二重でうれしい」と相思相愛を喜んだ。

◆「モレリアの日」…86年6月1日に、ワールドカップメキシコ大会でブラジル代表カレッカが着用したことで、同日が「モレリアの日」と制定されている。

【佐藤成】