浦和レッズのGK西川周作(37)が、女子ワールドカップ(W杯)に刺激を受けている。

現なでしこジャパンのメンバーには、MF猶本光、DF熊谷紗希ら8人が三菱重工浦和レッズレディース所属経験を持つ。9日、さいたま市内での練習後に取材に応じた西川は「猶本ちゃんも活躍している。ナイキファミリーとしてGKの山下選手と対談をさせてもらって。連絡取り合って“頑張ってね”“ナイス”と送っている。非常にいい守りをしていますね。テレビでも放送されて盛り上がっていて、女子の活躍は嬉しい」と話した。

なでしこジャパンと準々決勝で対戦するスウェーデン-米国のPK戦も見た。PK戦では、スウェーデンの7人目のキッカー、FWフルティグのキックが米国GKネイハーの手に当たってから、ゴールイン。ゴールラインテクノロジーによってギリギリでキックの成功が認められた。「PKもしびれる戦いしている。スウェーデンの1ミリ。自分がGKで止める側なら悔やまれる…」と自身の立場に重ね合わせた。今後、クラブワールドカップ(W杯)などゴールラインテクノロジーが導入される試合が待つだけに「コーチにも、ボール1個分、ゴールラインを割るまで全力でプレーしろと言われている。練習から癖を付けるようにしている」と、女子W杯での減少に自らを律していた。