横浜F・マリノスが、数的不利を強いられながらも2-1で逃げ切った。後半20分にFWエウベルが2枚目の警告で退場となり、それまでの4-3-3システムから4-3-2にして攻撃のチャンスをうかがった。さらに相手攻撃が激しくなると、終盤は4-4-1に変更し、中盤を厚くした。

3連勝中で直近の8試合で7勝1分けと、好調のG大阪の猛攻に耐え、4試合ぶりに勝利し、勝ち点3を加えた。この日、川崎Fに1-0で勝った首位・神戸に食らいつき、2位をキープした。

後半6分に、やり直しPKを右隅に決めたFWアンデルソン・ロペス(29)は「PKを外して悔しかったが、もう1度チャンスが来たので、自信を持って蹴られた。優勝のためには簡単な道のりはない」と話した。ケビン・マスカット監督(50)は「選手たちのメンタルの強さをみることができた」と話した。