アジア覇者の浦和レッズが、FWアレックス・シャルク(31)の一撃で北中米カリブ海代表のレオン(メキシコ)に競り勝ち、準決勝進出を決めた。右膝手術で全治3カ月の診断だったDF酒井宏樹主将も2カ月早い復帰で途中出場。チーム一丸となり、19日深夜3時からの準決勝で欧州王者マンチェスターC(イングランド)に挑む。

11月6日に右膝半月板損傷で手術を受け、全治3カ月だった酒井が超高速復帰を果たした。当初はバックアッパーで同行していたが、頭部打撲のFW高橋に代わってメンバー入り。後半36分から出場し、試合を締めた。酒井は「ここに合わせることは決めていた。1日も無駄にしなかった」と胸を張り、マンチェスターC戦に「非常に難しい相手。ただ、サッカーは何が起こるか分からない」。