ガンバ大阪は22日、大阪・吹田市内の練習場で非公開練習を行った。

この日の練習には、20日夜に来日した新加入FWウェルトン・フェリペ(26)が合流。ブルガリア1部レフスキ・ソフィアから獲得されたウイングは「ガンバがいるべきポジションに戻せるように、自分ができることをきっちりしたい」と意気込みを語った。

前日にメディカルチェックを行ったフェリペは「自分は相手にハードなマークをされても、その場面で自分にできるベストのパフォーマンスをする。他の選手との違いは、スピードとドリブル。そこは自分の強みだと思う」とアタッカーとしての仕事に自信を見せた。

自身の状態については「キャンプでトレーニングをしている中で来ているので、コンディション的にはすごくいい。ゲームに向けての準備はしっかりしていきたい」と上々の様子。97番に決まった背番号については「いつもは17番を付けてプレーするのが好きだが、埋まっていたので今回は自分の生まれ年の97を選んだ」と笑顔で話した。

待望の新戦力にはダニエル・ポヤトス監督(45)も「クラブにはこういったキャラクターの選手がぜひ欲しいとお願いしていたので、それがかなってうれしい」と期待を寄せる。まずはホーム開幕戦となる3月2日アルビレックス新潟戦(パナスタ)でのデビューに向けて、調整していくことになる。【永田淳】

Jリーグ23日に開幕 移籍活発でエース級の「玉突き移籍」も/J1クラブ移籍・加入