ガンバ大阪の元日本代表FW宇佐美貴史（31）が芸術的なFKを決めた。1点を追う後半39分、ゴール前左。約25メートルの距離から右足で巻いて落とす鮮やかな一撃だった。
対峙（たいじ）した元チームメートの町田GK谷も「あのシュートはさすが」とうなるしかなかった。昨年に続く2年連続の開幕戦ゴールとなった。「前日の練習でもFKを蹴っていたし、調子が良かったので決められると思った」と納得の表情。一方で開幕戦をベンチスタートとなったことには「監督が決めること」とするも、その立ち位置に悔しさを隠せない。「自分の存在価値は見せられたと思う。やれる自信はある」と今季への強い意気込みも口にした。
