川崎フロンターレFW小林悠(36)が26日、今季限りでの現役引退を発表した元日本代表FW岡崎慎司(37=シントトロイデン)について語った。

全体練習後に取材に応じ、同ポジションの先輩と日本代表で共闘した日々を思い起こした。「岡ちゃんは人柄もよかったですし、結果もずっと出していたのですごいなと。代表に行っても、動き続けて汗をかき続けて、ああいう選手のところにボールが転がってくるんだろうなとすごい参考にしていました」。

1学年違いと年齢も近く、話しやすかったという。「寂しい思いはありますけど、あれだけやりきったら、もういいのかな」と推し量った。ストライカーにしか分かり合えない感覚がある。「FWはプレッシャーのかかるポジションなので、本当にお疲れさまという感じですね」と労っていた。

自身は今季15シーズン目を迎えた。「毎年目標は2桁。タイトルがかかった試合、大事な試合でゴールを決めたい。そのために日々練習している。そこを意識して今シーズンも取り組みたい」と力を込めた。【佐藤成】