クラブ史上初のJ1の舞台で、FC町田ゼルビアはホームでの初勝利を手にした。
本拠地の町田GIONスタジアムには1万1901人もの観客が集まった。
ガンバ大阪との開幕戦では、あまりの盛り上がりからか、試合後は、試合で同点弾を食らったときとは、また別の意味での“悲鳴”があがっていた。
当時、X(旧ツイッター)には、暗がりに、大勢の人が列をなす画像とともに「帰宅難民」の4文字が。
東京都町田市野津田にあるこのスタジアムは、アクセスに課題を抱えていることが、あらためて浮き彫りとなっていた。
ホーム2戦目となるこの日の鹿島アントラーズ戦は、バスの増便もあり大きな混乱はなかったもよう。
クラブでは復路直行バス(鶴川、町田、多摩センター、淵野辺駅行き)を増便。運行状況をクラブホームページに掲載し、SNSで拡散する施策を実施。この日は開幕戦より観客は1400人ほど少なかったが、待ち時間は30分~60分。開幕戦より改善された。
クラブは、21年シーズンよりホームゲーム会場を「天空の城 野津田」としてブランディングを行うプロジェクトを始めた。
「天空の城」へのアクセスも、改善されつつあるようだ。