<J1:川崎F2-0大分>◇第14節◇20日◇等々力

 川崎Fの新人MF登里享平(18)が、今季チーム公式戦19戦目で待望のプロデビューを果たした。後半41分に、左足ふくらはぎがつったFW山岸に代わってピッチに立つと、わずか18秒後に右足でシュートを放った。惜しくも枠を外し「残念。決めたかった。でも自分が出たことより、チームが勝ったことが1番うれしい」と喜んだ。

 試合後はバックスタンドに走り寄り、拡声器を手に初めてお立ち台に立ち、サポーターに「これからも応援、よろしくお願いします」と初々しくあいさつ。スタンドからの「大ノボリコール」に、顔を赤らめて喜んでいた。